処理品目のご案内1.雰囲気熱処理 |
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1.雰囲気熱処理 |
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無酸化焼入 還元性ガスや不活性ガスを使用した雰囲気炉により、熱処理を行う技術です。金属表面を酸化させることなく熱処理することができ、光輝性は真空熱処理より劣りますが、実用的光輝処理として各種部品に広く用いられています。 |
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ガス浸炭 金属の表面層に炭素を拡散させ、これを焼入することにより部品表面を硬くして、部品の強度と耐摩耗性を高める技術です。鋼は炭素含有量によってて硬化しますが、ガス浸炭加工では、拡散させる表面層の炭素の厚みや濃度を制御することにより、耐摩耗性が高く、しかも靭性を保った部材とすることができます。 |
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ガス浸炭窒化 金属の表面層に炭素と共に窒素を拡散させて焼入することにより、浸炭焼入れよりも低い温度で処理することができる上に、ガス浸炭よりもさらに硬い硬化層を得られる技術です。 |
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ガス軟窒化 比較的低温(550〜570℃)短時間(1〜2時間)で、部品に炭素及び窒素を拡散させ、耐摩耗性、耐疲労性などを向上させる熱処理です。硬さにはあまり関係なく、耐カジリ性、耐蝕性なども著しく向上します。 |
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2.高周波熱処理 |
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高周波焼入 高周波誘導電流により、金属の表面層を急加熱した後冷却液を噴射して急冷する技術です。 目的とする部分を硬化させることにより、耐摩耗性を高めるとともに、強靭で強い圧縮応力を持たせることができ、自動車部品や機械部品に多く用いられています。 |
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高周波ろう付け 高周波電流による誘導加熱をにより、ろう付けを行う技術です。出力調整により最適な加熱条件を選択でき、迅速なろう付けができます。 |
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