熱処理には、「焼きなまし」「焼きならし」「焼き入れ」「焼き戻し」という4つの方法があります。細かく言うとそのバリエーションはきりがないほどですが、基本はこの4つです。
「焼きなまし」は鋼を軟らかくするために行われ、「焼きならし」は鋼を強くするために行われます。
そして熱処理の代表格と言える「焼き入れ」は、鋼を硬くするために行われる工程です。「変態点」(A1)を越えるところまで熱した鋼をすばやく冷やすことによって、硬い性質をつくります。俗に「焼きが入った」状態です。硬くするだけならこれでもう良さそうですが、実は使い物になりません。というのも、硬くなると同時に、もろくなってしまうからです。引張強さは高いのですがむらがあり、衝撃強さは大変低いものになっています。
そこで「焼き戻し」をします。「変態点」よりも低い温度までいったん熱し、再び冷やすという作業です。これによって、ねらい通りの硬さを持ちながら、しかも粘り強くて、摩耗や衝撃にも耐えられる鋼が誕生するのです。
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2014/10/22